有機ELの仕組み

有機ELの仕組みについて

有機ELは、液晶のバックライトやプラズマの放電スペースが必要なく、下図のようなとてもシンプルな、仕組みになっています。

このため今後、数年以内に、もっと低価格の有機ELテレビや、パソコン用の有機ELモニターの登場が、期待されています。

<有機ELディスプレイの仕組み>
有機ELディスプレイの仕組み

[1]有機層(発光層)

光を発光する有機層(発光層)で、有機ELテレビのメインとなる部分です。通常は、赤(R)、緑(G)、青(B)の光の三原色を配置しますが、テレビの用途によっては、カラーフィルターや白の有機層を、組み合わせるケースもあります。

この有機層に電圧がかかると発光しますが、比較的低い電圧でも発光するので、テレビの消費電力を抑えることができます。

有機層の厚みは、数百ナノメートルという、ごくごく薄い層からできています。

ナノメートルは、1メートルの10億分の1ですから、300ナノメートルで1万分の3ミリになります。
(肉眼で見てもその厚みは、ほとんどわかりません。)

[2]電極

TFT回路と呼ばれる電極部分です。ここで、電圧のON、OFFや電圧を変化させることによって、有機層の発光をコントロールする仕組みです。

TET回路には+極と−極があり、有機層をサンドイッチするように配置されています。

そして、+極か−極のどちらか一方を透明な材料で作り、有機ELテレビとして製品化しています。
(*図では、わかりやすくするために、片方の電極だけを表示しています。)

[3] [4]基板

有機層と電極を、サンドイッチする板状の材料です。
通常は薄いガラス板が使われますが、ディスプレイサイズが数インチ程度の、有機ELテレビの場合では、すでにプラスチックでも可能になっています。

これを曲げて、曲面の小型テレビやディスプレイも製造できます。

ソニーの11型「XEL-1」テレビは、約0.7ミリのガラス基板が2枚使用され、ディスプレイ全体の厚みは3ミリです。

将来的には、印刷技術を応用することで、プラスチックだけでなく、紙や特殊な素材を、基板に使った有機ELテレビも可能なようです。


<有機ELディスプレイ断面>
有機ELディスプレイ断面

有機ELディスプレイは、従来の液晶・プラズマディスプレイと比較すると、一番シンプルな仕組みになっています。

このため、より薄くて軽量、フレキシブルで、なおかつ安い有機ELテレビが製造できると、期待されています。




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